丸の内サディスティック進行でアドリブソロを弾けるようにしよう!

   

丸の内サディスティックのコード進行はセッションの定番曲であるSunnyやJust the Two of Usなんかでも使われています。

なのでアドリブソロを弾くときのアプローチの仕方をいくつかストックしておくと役に立ちます。

簡単なものから徐々に難しい方法を紹介していきますのでレベルに合わせてチャレンジしてみて下さい。


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ペンタでアプローチ

実はこの進行のコード進行を見るとAmペンタの音を多く含んでいます。

なので基本的にはペンタ一発でも弾きこなすことが出来ます。

ただ気を付けることはひとつ、フレーズの着地する音とその小節のコードトーンが一致するようにしてみて下さい。

そして、これはあらゆるアドリブの基本ですが出来るだけ小節をまたいで行くようなフレージングを心がけるとカッコいい演奏になると思います。

もう少しわかりやすい弾き分け方を解説するとメジャーペンタ感とマイナーペンタ感を使いこなしです。

この進行のキーはAmなのでAマイナーペンタで弾きます。

しかしこのペンタとしてCメジャーペンタとも同じ音です。

Am7、FM7ではマイナーっぽくC7ではメジャーっぽく弾くだけでも良いと思います。

意外にこの平行調のマイナーとメジャーペンタの使い分けが出来ていない人が多いので、これが出来るだけも色んな曲をペンタのみで弾けたりします。

コードトーンを意識するアプローチ

次にペンタで弾けるようになったらそれに含まれないコードトーンを積極的に使っていきましょう。

まずはE7から。

ソ♯とシの音がペンタには含まれないですね。

この2音をフレーズの中に入れてあげたり、フレーズの着地の音で使ってあげたりするだけで一気にコード感が出ます。

次はC7。

シ♭がペンタにない音です。

先ほど書いたメジャーペンタ的なアプローチをしながらシ♭の音をサラリと入れてあげるとこれまた一気にコード感が増します。

これらの音を気にして弾いてみて下さい。

ドミナントモーションを使ったアプローチ

コード進行の理論ですが7thのコードからルートが4度上(5度下)のメジャーやマイナーのコードに進行することをドミナントモーションと呼びます。

7thコードが不安定な響きなのでそこからルートが4度上(5度下)のコードに落ち着くというイメージで理解してもらうとわかりやすいと思います。(試しに響きを意識しながらコードを弾いてみて下さい)

ここからは少しジャズ的なアプローチになるのですが7thコードをより不安定にするオルタードテンションというものを弾いてみましょう。

オルタードテンションはいくつか音があるのですがその中でも使いやすい♭9と♯9を使ってみます。

E7ではこの位置にあります。

この音を使うことでさらに7thコードの緊張感が増しお洒落になります。

C7の所ではツーファイブで分割するという方法を試してみましょう。

イメージとしてはドミナントモーションをさらにスムーズな進行にするためにした形です。

では、ここで新しく出てきたGm7のコードトーンをみてみましょう。

さらにC7のオルタードテンションも見てみましょう。

これらを上手くつなげて弾くことでかなりコードに沿ったフレーズを弾くことが出来ます。

さいごに

後半の方は文字だけではなかなか理解が難しいと思います。

YouTubeにも動画をアップしていますので音も合わせて聴いて、実際に演奏してみて下さい。



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