若者の邦ロック演奏におけるリズムの特徴と可能性

   


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イントロダクション

若い世代の邦ロックバンドが演奏する音楽は、特有のリズムを持っており、その特徴は曲の雰囲気を形作っています。しかし、その中でも16分の裏感がほとんど出てこないという特徴が顕著です。

テンポとリズムの関係性

テンポ140程度でのタンタカタンタカという突き進むリズムは、多くの若手バンドの曲に共通して見られます。これは演奏を力強く印象づける一方で、そのスタイルが同じジャンル内で留まる限りは問題ありません。しかし、別の音楽ジャンルに挑戦する際には、このリズムが足かせとなる可能性も考えられます。

リズムの多様性の重要性

音楽の進化において、リズムは重要な役割を果たします。速いブラッシングにおいては、タカタカジャーがよく使用されますが、3連のタカタジャーは意外と聞かれないことが多いです。偶数と3のリズムを組み合わせることで、リズムがより豊かになり、メロディとの調和も生まれることがあります。

ボカロ系音楽の影響

ボカロ系の楽曲においては、メロディを3連にすることがしばしば行われます。しかしこのリズムとギターのストロークは相性が悪く、演奏が難しい側面もあります。こうしたリズムの複雑さは、若手バンドの新たな試みを妨げる可能性があります。

パーカッションの影響とグルーヴ感

一方で、パーカッションのリズムにおいては、1拍の中に3つの音が入るフレーズ(タンタカ、タタンタ、タタタ)が使われることがあります。これにより、従来の1拍単位のリズムに捉われず、独自のグルーヴ感が生まれます。この特異なリズムは、身体の動きやすさから生まれ、最近の邦ロックギターでは表現しづらい独自のリズムと言えるでしょう。

結論

若い世代の邦ロック演奏においては、特有のリズムが存在し、それが曲の個性を形成しています。しかし、その一方で、新たなジャンルへの挑戦や音楽の進化を考える際には、リズムの多様性とその制約に対する認識が重要です。リズムの選択は、音楽の進化にともない変わる可能性があり、バンドの成長と新たな表現を追求する際の鍵と言えるでしょう。

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