ギタリストが知っておきたいリズムの話

   

色んなギター演奏動画を見ててやっぱりリズムが1番大事だなと思います。

ほとんどの人がコードトーンとかスケールを意識してる感じでグルーヴを出そうとしてる人は少ない印象。

実際、フレーズ系の発信の方が伸びるのでそういうのが多いけど僕の有料レッスンではむしろリズムのことが中心になります。


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なぜリズムが大事なのか

音楽の楽しみ方は色々ありますがその中のひとつに合わせて踊る、身体を動かすというのがあります。

実はこの楽しみ方こそが人の歴史のなかでもっとも古く原始的なものだと思います。

欧米では生バンドがいてそれに合わせて踊りながらお酒飲んだらするバーがたくさんあります。

そういうところで演奏しているバンドはお客さんがノッてくれないようなプレイをするとみんな別のお店に行くのでクビになるようです。(さすがシビアですね)

コードトーンや色んなスケールをいくら知っててもノリの良い音楽は生まれません。

極論を言うと2.3音くらいしか弾かなくてもグルーヴィーに弾けば踊ってもらうことが可能です。

このリズムに重きを置けるギタリストになると間違いなく頭ひとつ出た存在になれること間違い無しです。

是非、そこを目指して欲しい。

ギタリストが知らないリズムトレーニング

大事なのは例えば16分音符主体の曲ならその音符だけ意識するのではなく4分、2拍3連、8分、3連、16分、6連、32分をレイヤーを重ねるように感じる。

つまり2と3を同時に感じるが重要。

「じゃあメトロノームでやります」では意味が無くて実際の曲でやる。

出来れば楽器は使わずに身体全体を動かすのが良き。

まずは8とか16の偶数の音符が主体になってる曲で3連や2拍3連を口で言ったり手拍子するのが良いです。

レイドバックや巷で流行りのバックビートとかもなんとなくこれで掴める気がします。

実際やってみると違和感なくハマる曲とそうでない曲がある。

つまりハマる曲はそのグルーヴがあると言うこと。

これを知らない理由

ギタリストってカッティングで16分音符のアクセント移動の練習するからそれは得意だけど、6/8とかの3連系リズムはピッキングが入れ替わるから自由に弾くというのが僕を含めてすごく苦手な印象。

だから元々リズムを3で取るという習慣のないギタリストはグルーヴが悪くなります。

例えば、偶数の音符が主体になってる曲を3連で感じる練習で3つとも全部叩くのではなく色んなところを抜いて自由にやるのはとても難しいと思います。

しかし、これが出来るようになると一気にリズムへの解像度が高くなります。

さいごに

あとこれはひとつの拍の話なので、拍から拍へ、小節から小節への話もあるのでリズムは奥が深いですね!
さらにここまでかなり理屈っぽく書きましたが1番良いリズムトレーニングはちまちまと指先を動かすのではなく、音楽に合わせて身体全身を動かす、踊るが大事だと思っています。



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