ペンタトニックスケールを使ったブルースのアドリブソロをマスターしよう!
2018/08/27
なんとなくエレキギターをやっててそこそこ弾けるようになるとアドリブをすることに憧れます。
ギター雑誌なんかもよく取り上げてるからそのフォーマットはブルースであることが多いんじゃないでしょうか。
多分に漏れず僕もブルースからアドリブを練習し始めました。
今回はその取っ掛かりの部分を書いて行きたいと思います。
まずはコードを意識しないといけない
よく教則本なんかにはマイナーペンタのスケールを使ってブルースを弾いてみようなんてことを書いています。
僕が思うに日本人がそこから始めるのは結構無謀でまずはコードやフレーズ単位から入ったほうがスムーズです。(普段聴いてる音楽が常にゴリゴリのブルースなら話は別だけど)
レッスンなんかでブルースのアドリブを教える時とりあえずマイナーペンタを教えて弾いてもらいます。
ブルージーに弾ける人はほとんどゼロです。大体が無機質なスケールの上昇下降やありえない音の跳躍の連発になります。
ブルースだけではないですがアドリブを弾こうと思ったらコード進行の存在は無視してはいけません。
そこで僕は3音からブルースを弾き始めることをオススメしています。
CのブルースでやるのですがC7はミ、F7はミ♭、G7はレと音を決めて弾いてもらいます。
これでも結構コード進行を見失ってしまう人も多いです。
詳しくはこちらの動画で説明していますので参考にしてみてください。
4本の動画で解説していますので習得具合に応じて見ていってください。
最終的にはメジャーペンタも交えて弾くところまでいくのでちょっとしたセッションが出来るようになるかと思います。
でもやっぱりマイナーペンタなんですよね
CのブルースならばまずC7というコードから始まります。
このC7というコードの構成音はド、ミ、ソ、シ♭です。
で、ブルースを弾く時に推奨されているスケールはマイナーペンタでド、ミ♭、ファ、ソ、シ♭です。
C7の構成音のミという音はそのコードがメジャーかマイナーかを決めている大事な音です。これがミ♭になるとマイナーコードになってしまいます。
そこにマイナーペンタはミ♭をぶつけてくる訳です。
実はこれがブルースという音楽の醍醐味でクラシックなんかではありえない不協和音です。
厳密に言うとミ♭を少しクオーター(1/4音)チョーキングさせてミ♭とミの間の音を作り出します。
僕はその加減がブルースの真骨頂だとおもいます。
いわゆるブルーノートってやつです。
厳密にはミとソとシを半音下までの間でどう弾くか演奏者に託した音がブルーノートです。
でもいっぺんに色んな事を言われると混乱すると思うのでまずはミ♭のクオーターチョーキングを極めてみてください。
マイナーペンタのフレーズ集はこの動画『真似して弾くだけでブルースの基本的なフレーズが身に付く動画「マイナーペンタ編」その1 』を練習してみるのが良いと思います。
その2もありますのでマスターしたかたはそちらもチャレンジしてみてください。
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さいごに
ペンタトニックはブルースに限らずアドリブソロを弾く上での分かりやすいツールのひとつです。
ブルースのフォーマットである程度練習したら普通のコード進行などでも挑戦してみるとその汎用性がわかると思います。
これを機にぜひペンタトニックスケールをマスターしてみてください。
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