ジャズセッション初心者はキャノンボール・アダレイの枯葉でコード進行感を鍛えよう
2016/04/20
出来るようになると音楽の聴こえ方が変わります。
まず小節感を鍛える
ジャズだけでないセッションなんかでも、慣れていない方はよくロストします。
ロストというは一時流行った海外ドラマじゃなくて、どこを弾いてるか分からなくなる状態。
ここで重要になるのが小節感とコード進行感です。あまりこういう言われ方はしないと思いますので僕の造語と思ってください。
小節感とは特に数えてなくても4小節、8小節、16小節辺りが分かる感覚です。だいたいの音楽はこの4小節、8小節、16小単位で曲が出来ています。
よくプロのアーティストが最後の曲で「今日はどうもありがとう〜」みたいなセリフを言った後に歌に戻ることがありますが実はあれもキリの良い16小節あたりでまとめてる場合がほとんどです。
じゃないとバックの演奏メンバーはズッコケます。
で、これが出来るようになるとロスト率もグッと下がります。
練習方法としては最初はとにかく数えるしかないですね。
日本の建造物はだいたい四隅があるので屋内の場合はそれに割り当てて数えたりするとやりやすいかと思います。
コード進行感を鍛える
これは今鳴っているコードがわかる感覚です。
いきなり知らない曲を聴いてコードを当てるのは難しいのでまずコード進行を調べてからはじめましょう。
とりあえずジャズのセッションなんかをやりたいと思っている方は通称「黒本」を用意するとよく演奏される曲が載っているので便利です。
おそらくコード進行はネットでも調べられますが買っておいた方がなにかと良いでしょう。
自慢になってしまいますが僕はこの黒本の著者の納浩一さんにサインを頂きました。
で、コード進行感を鍛えるにはこの黒本でコードを見ながら実際に曲を聴き追いかけて行くという作業になります。
曲はなんでもいいのですがオススメはキャノンボール・アダレイの枯葉です。
Apple MusicとGoogle Play Musicのリンク置いておきますね。
Apple Music
https://itun.es/jp/ccOmR?i=724730318
Google Play Music
https://play.google.com/music/m/T34vxfplapt56lqztqymrekn4au?t=Autumn_Leaves_feat_Miles_Davis__Hank_Jones__Sam_Jones__Art_Blakey_-_
なぜこれがオススメなのかと言うとまずテンポが遅い。そして枯葉という曲が最初にアドリブを練習する曲としても最適だからです。
この練習を繰り返して枯葉のコード進行感が身に付けばアドリブを弾くときにも役立ちます。
とにかく何回も何回も特にベースとピアノをよく聴いてコード進行感を養ってください。
慣れてくると曲の途中から聴き始めてもどこか分かるようになります。
そうなってくると、ほとんどセッションでもロストすることは無くなるでしょう。
さいごに
キャノンボール・アダレイの枯葉が難しい方はブルースから始めると良いかもしれません。
長さも12小節と短いしコードの特徴も分かりやすいです。
一応、進行の種類としてはシンプルな3コードパターンやジャズブルースのパターンがあります。
ジャズではなくなってきますがクラプトンの「From The Cradle」なんか3コードのブルースばっかりなのでコード進行感を鍛えるにはオススメです。(一部変形型のブルースもあり)
Apple Music
https://itun.es/jp/kS4Pr
Google Play Music
https://play.google.com/music/m/Bmtqnbwjjeohwfcqg4ezmi7jsbu?t=From_The_Cradle_-_Eric_Clapton
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