いつの間にか僕らは肩書きで音楽を聴いていませんか?
2016/04/20
昨日こんなツイートを見かけました。
“いい音楽”かどうか判断する上で、“肩書き”は全く必要のない情報です。
【音楽は自分の耳で聴いて、自分の感性で判断しよう!】https://t.co/8OIJYSILJ0— ジャムセッションin高知 (@kochi_session) 2016年3月15日
こちらのブログとはちょっと違う書き方ですが僕が思うこと書いて行きます。
肩書きで音楽を聞く
以前僕はSwan'feeというボーカルとギターのアコースティックディオをやっていました。
活動場所はカフェやバー、イベント、地域のお祭りなどです。
こういう場所での活動って基本的に日頃から能動的に音楽を聴かない人がお客さんになることが多いです。
そういう人が何を指針に聴いているかというと多くの場合「肩書き」なのです。
地域のテレビに出ているとか、CMの曲をやっているかがすごく重要になってきます。
なのでMCなどで自己紹介にそんな「肩書き」を見せつけないと耳がこっち向いてくれない経験をたくさんしてきました。
もちろん、そんな人ばかりでもなく何かが気に入って突然ステージ前で踊り出すおっちゃんとかもいましたけどね。
そんなおっちゃんみたいなに身体が先に動いちゃう人ばかりだと音楽シーンも楽しくなりそうが。
とか、偉そうなことを言いながらも
僕は去年からジャズにどっぷりハマっています。
こんな感じで肩書きを気にするなと言いながらも、自分が聴くジャズのアルバムは思いっきり名盤100選みたいサイトに紹介されてるものばかりです。
今やApple Musicを始めとした定額制の音楽ストリーミングサービスがあるので自分で時間をかけて探すことも簡単に出来るんですけどね。お恥ずかしい限りです。
ただジャズみたいな音楽だと歴史的な名盤が存在するのは事実だし、それは知識として聴いておいた方が良いですからねという苦しい言い訳をさせて下さい。。。
周りを見てみると優れたミュージシャンは自分の感覚で音楽を探しています。
久しぶりに会って話をするときもそんなミュージシャンは「今、○○っていうバンド聴いてるけどすごくいいよ!」「マサヤングはどんなの聴いてるの?」って会話になります。
いつでもイケてるミュージシャンって言うのは「肩書き」なんてものは気にせずに自分の感覚で音楽を聴いているんですよね。
さいごに
少し前までは日本人はオリコンのベスト10に入っている曲を妄信的に聴いてきたような人が多いと思います。
売れているという「肩書き」がある曲ですよね。
でも、もはやヒットチャートも機能しなくなった最近の風潮で一般のリスナーの方は新しい音楽と出会うことが少なくなっているじゃないかと思います。
iPhoneの人は先にも出たApple Musicを使っている人も多いですが、それで何を聞いているかと言うと過去、自分が好きだった音楽です。
そうじゃなくてどんなに「肩書き」がないアーティストでも、耳を傾けてみて新しい音楽を発掘していく喜びも知ってもらいたいなと思います。
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