Fly me To The MoonとBOOWYのマリオネットの関係性

      2016/11/15

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中学生の頃にギターを始めたばかりの僕はその時の雑誌に載っていたBOOWYのマリオネットを必死でコピーしていました。

時は経ち、大人になった僕が教えている楽器屋のレッスン生発表会が近々あります。

そこで一人の生徒さんがBOOWYのマリオネットをやることになりました。

今回はそんな記事です。


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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのコード進行

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンといえばジャズにおいて最初の方にやる転調が少なく挑戦しやすいスタンダード曲です。

その最初のコード進行はこんな感じ。

Am7→Dm7→G7→CM7

著名なギタリストが結構な確率でCDに入れてるオール・ザ・シングス・ユー・アーもキー違いでこの進行があり、セッションなんかではネタでフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのテーマ弾くなんてものもありますよね。

で、この進行がBOOWYのマリオネットでも使われているんですよね。

G#m→C#m→F#→B

イントロ、サビはほぼこのコード進行の繰り返しです。

keyがBなのはおそらくボーカルのキーの関係だと思われます。

そしてこのコード進行で弾かれるフレーズが秀逸。

まずG#mのトライアドを弾き、半拍シンコペーションして次のC#mのm3rdの音へ。

そしてジャズではお馴染みの流れC#mのm7thからF#のM3rdへ。

そこから強引にBに解決。

譜割りは2拍で違っておりフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンの半分なのですが無理すればなんとかなるんじゃないかと思って弾いてみました。

どうでしょうか?ハマりますよね?

こんなにジャズスタンダードどハマるリフってあるでしょうか?

僕自身は布袋さんよりCharにハマったタイプなのでBOOWYの他の曲はわかりませんが、探せばこういったリフがあるのではないかと思ってしまいます。

みごとに3rdから入って行く感じ素晴らしいですよね。

これを機にそんな年代の人のレッスンではBOOWYをちょこっと入れていこかと思っています。

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さいごに

いやはやみごとなツーファイブフレーズでした。

もちろんコード進行としたはAm7→Dm7→G7→CM7と言った進行は珍しいものではありません。

でも、ここまでジャズライクにリフを構築している曲はほとんどないのではないでしょうか。

発表会の練習で合わせていてさらに思うのがドラム、ベース、ギターの絡みでみごとにアンサンブルが出来上がっているということです。

恥ずかしながらこの歳してBOOWYの魅力を知りました。



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