良いリズム感を身につけるためのメトロノームの使い方

      2016/04/20

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僕のリズム論から入ります。ちょっと前置きが長いですが。


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若いころは間違った使い方をしてたかも

僕が10代辺りの頃、リズムというものはとにかく正確でなければならない、ちょっとでもヨレたりすることは許されないと思っていました。

なのでカッティングの練習なんかするときは16分音符でメトロノームを鳴らし、自分の出してる音と完全にシンクロするようにしてました。

おかけで若いころは良くも悪くも機械のようなリズム感だったんですよ。

完全にリズムを「点」で捉えてる感じです。

バンドで弾いても「リズムはあってるけどなんか気持ちよくない」なんてことも言われたり。

おそらくリズムが合うよりも大事なこと「グルーヴ」してなかったんでしょうね。

それに気付くのはもう少し後になるのですが。

リズムがヨレてもグルーヴ感は出る

とにかく僕はリズム迷子になってしまいました。

若いころにそんな練習をひたすらしていたので変なクセがなかなか抜けなかったのです。

そんな中、時代の流れとしてバンド中心の活動に限界を感じてボーカルとギターのアコースティックデュオで活動をはじめました。

これがなかなか難しいですよね、相手のグルーヴもしっかり感じないとクダクダの演奏になります。

そのユニットでたまにパーカッションを入れたりしながら、ジャズ、ボサノバ、ラテン、サンバ、色んな曲調にチャレンジしました。

そこでなんとなくリズムやグルーヴというものが少し見えてきたと思います。

メトロノームは大きく鳴らそう

僕はメトロノームの練習で一番大事なのは想像力を働かせることだと思っています。

リズムを鍛えるためにやるのは当然ですが、それプラス想像力も鍛えることが大事です。

そのためには極力メトロノームの音は少ないほうがいいのです。

例えば、10代の僕が16分音符で練習してたのとかは、音の洪水になってしまい想像力が入り込む余地が少なくなってしまいます。

ジャズではよく2拍4拍(1拍3拍とも言われますが)で練習をすることが多いと思いますが、これくらい音が少ないと最初はなかなか良い演奏にはなりません。

そこでいかに想像力を働かせられるかがカギになってきます。

同じ2拍4拍で鳴らしても想像力を駆使すればスクエアな8ビートに聴こえたり、スウィンギーの4ビートに聴こえたり、ファンキーな16ビートに聴こえたりします。

メトロノームの音だけを聴いて練習するんじゃなくてそのバックはどんなビートなのかを意識して練習するとリズム感やグルーヴ感もグンと上がると思います。

もちろんこれは人と演奏するときも「この人はどんなグルーヴ感で演奏したいのか」を察する能力も鍛えられます。

あとはメトロノームと友達になる

基本は2拍4拍で鳴らすやり方で練習して良いと思います。

あと遊びとして8分音符の裏や16分音符の裏、2拍3連などでメトロノームの音を感じる遊びなんかしてもリズム感は上がると思います。

僕の生徒でも面倒くさがってどうしてもメトロノームに合わさずに練習してしまう人がいます。

使う人と使わない人では上達の速さが違いますし、ましてや今回書いたようなことを実践していけばグルーヴィーなギタリストになることは間違いなしです。

ただひとつ気になるのは僕が10代の頃やってた練習は本当に間違っていたのかなということです。

あれがあるから今がある気もするのですが。もしご意見あれば教えて下さい。

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